地域医療・へき地医療の現状

地域医療・へき地医療の現状

地域医療・へき地医療のいま

地域医療イメージ全国各地で医師不足を訴える声は日増しに大きくなり、地域に必要な医師を確保していくことが急務となっています。政府は医師確保対策の拡充を図るとともに、誰もが地域で必要な医療を受けられ、地域の医療に従事する方々が働きがいのある医療現場を築いていけるよう新たな対策を進めています。

医師確保対策

政府を中心に、地域医療の改善のため様々な緊急対策が進められています。

医師不足地域に対する国レベルの緊急臨時的医師派遣システムの構築

都道府県からの求めに応じて、医師不足地域に対して国レベルで緊急臨時的な医師の派遣を行う体制を整備するため規制緩和などの措置が講じられ、緊急臨時的医師派遣システムが構築されました。

病院勤務医の過重労働を解消するための勤務環境の整備

病院勤務医の過重な労働を解消するため、交替勤務制など医師の働きやすい勤務環境の整備、医師・看護師等の業務分担の見直し、助産師や医療従事者等の活用を図ります。
特に、勤務が過重で深刻な医師不足の現状にある地域医療を支える病院への支援を充実します。さらに、一次救急を含めて地域医療を担う総合医のあり方について検討します。

研修医の都市集中の改善および臨床研修病院の定員見直し

大学病院など医師臨床研修病院における臨床研修制度のあり方や定員の見直し等を行い、都市部の病院への研修医の集中を是正する方向で取り組んでいます。また、研修後の専門医に向けた研修も、地域医療への従事や医師派遣の仕組みと関連づけて検討しています。

医師不足地域や診療科で勤務する医師養成の推進

奨学金を活用して都道府県が定める地域や診療科に確実に医師を配置できるための医師養成数の臨時的な増加を進めていく方向です。また、地域の医療に従事する医師数の増加を図るため、医学部の地域枠を拡充し、医師養成数が少ない県において養成数を増やすとともに、臨床医を養成する医育機関のあり方も検討していきます。

経緯

平成18年8月31日 地域医療に関する関係省庁連絡会議の開催
(新医師確保総合対策により、地域医療の支援中央会議の設置が盛り込まれる)
平成18年12月21日 地域医療支援中央会議準備会合の開催
平成19年3月9日 医師確保支援チームの設置
(厚生労働大臣の指示により、関係省庁の担当者による支援チームを設置)
平成19年4月10日 平成19年第1回地域医療支援中央会議の開催
平成19年5月31日 政府・与党「緊急医師確保対策について」が決定
平成19年6月11日 平成19年度大2回地域医療支援中央会議及び第1回同幹事会の開催
(国が中心となって緊急臨時的医師派遣に取り組むことが了承される)
平成19年6月26日 平成19年度第2回地域医療支援中央会議幹事会の開催
(第1回緊急臨時的医師派遣の実施を決定)
平成19年7月1日縲鰀 栃木県・大田原赤十字病院への派遣を皮切りに、第1回医師派遣を潤二実施
平成19年10月29日 平成19年度第三回地域医療支援中央会議及び第3回同幹事会の開催
(第2回緊急臨時的医師派遣及び地域医療アドバイザー派遣の実施を決定)
平成19年11月26日 厚生労働大臣感謝状の贈呈
(第1回緊急臨時的派遣医師のうち派遣が終了した医師等を対象)
平成20年6月27日 平成20年度第1回地域医療支援中央会議幹事会の開催
(第3回緊急臨時的医師派遣の実施を決定)
平成20年7月25日 厚生労働大臣感謝状の贈呈
(派遣された医師、派遣に協力した派遣元医療機関及び派遣元病院団体等)